一人経理

一人経理からフリーランス経理へ。業務委託という働き方を選んだ理由

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一人経理からフリーランス経理へ。業務委託という働き方を選んだ理由

一人経理を辞めたあと、僕はどうしたのか。今日はその話をします。

一人経理から会社員を辞めた後、僕がたどり着いたのは「フリーランスとして業務委託で経理の仕事を請け負う」という働き方でした。なぜこの働き方を選んだのか、一人経理の経験がどう活きているのかを解説します。

きっかけは、経理とは関係のない仕事だった

一人経理を辞めたあと、しばらくは自由な時間を過ごしました。プレッシャーの大きかった一人経理時代から解放され、束の間の休息を楽しみたいと思ったからです。

その後、最初に業務委託で獲得した仕事は、実は経理ではなくWebライターの仕事でした。あるスタートアップに経理の仕事のつもりで応募したのですが、代表の方と話をするうちに「興味があるならやってみないか」と誘われ、結果的に3年ほどその会社の仕事に関わらせてもらいました。

管理人

当時はまさか、これが今のフリーランス経理という働き方に繋がるとは思っていませんでした。

「フルコミットの経理は雇えない」という代表の一言

その代表の方と話す中で、印象に残っている言葉があります。立ち上げから日が浅いスタートアップでは、経理の仕事量自体がそれほど多くなく、フルコミットの経理を雇用することはできない。だから業務委託でお願いしている、という話でした。

この話を聞いて、一人経理として雇用されるより、フリーランスとして業務委託で仕事を受ける方が、自分にも会社にも合理的なのではないかと感じました。

雇用と業務委託、何が違うのか

この直感は当たっていました。今、実際に業務委託として経理の仕事を受けている会社では、月20〜30時間程度の業務量です。フルコミットではありません。その会社は経理だけでなく、営業事務担当や人事担当も、おそらく業務委託として別々に契約しています。

ここに、雇用と業務委託の構造的な違いがあります。

雇用(一人経理)業務委託(フリーランス)
業務範囲会社が自由に指定できる契約書に明記された範囲のみ
労働時間週5日・8時間が前提になりやすい業務量に応じて柔軟
安定性雇用保険などの保障あり仕事を継続的に探す必要がある
裁量会社の指示に従う専門領域の裁量が大きい

一人経理を雇用する会社の経営者の多くは、「雇用である以上、週5日・8時間分の仕事を振らなければならない」という考え方を持っています。そうなると、経理以外にも営業事務の請求書発行や見積書作成、人事の採用業務など、会社に関わる仕事であれば何でも任せられることになります。雇用契約には、業務範囲を限定する仕組みがそもそもないからです。

一方、業務委託では契約書に委託する業務内容が明記されます。そこに含まれていない仕事は、対応する必要がありません。専門職として、自分の責任範囲をまっとうすればよいという自由と裁量があります。

管理人

もちろん、雇用には雇用保険や厚生年金といったメリットがあります。その分、自由度には制限がある。業務委託はその逆で、自由な裁量がある反面、仕事を継続的に探さなければいけない不安定さと向き合う必要があります。

一人経理の経験は、どちらの働き方にも活きる

一人経理として、経理だけでなく人事・総務まで横断的にこなしてきた経験は、雇用・業務委託どちらの働き方を選んでも強みになります。

雇用として転職するなら、即戦力として幅広い業務に対応できる人材として評価されます。業務委託として独立するなら、複数の会社からそれぞれ「経理」「給与計算」「人事事務」といった専門領域の仕事を切り出して請け負える、ということでもあります。

1社にフルコミットする一人経理ではなく、複数のクライアントと、それぞれ限定された業務範囲で契約する。これにより、特定の会社の経営状況や、特定の経営者の意向に振り回されるリスクを分散できます。

まとめ:一人経理の経験は、選択肢を増やすための資産になる

  • 一人経理の経験は、雇用での転職にも、フリーランスでの独立にも活かせる
  • 雇用は業務範囲が無制限になりやすく、業務委託は契約範囲が明確
  • 業務委託は自由と裁量がある反面、仕事を探し続ける不安定さもある
  • 複数のクライアントを持つことで、特定の会社へのリスク集中を避けられる

一人経理という経験は、つらいことも多い反面、振り返ってみると幅広いスキルを身につける機会でもありました。その経験をどう活かすか、雇用と業務委託、両方の選択肢を知った上で考えてみてください。

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