転職するタイミングの見極め方は?【経理が転職すべき時は◯◯】

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経理が転職すべきタイミング

転職すべきタイミングは「ボーナス前」よくある結論ですよね。当サイトではそんなふざけた結論は言いません。ただ、万人受けする回答ではあると思いますね。

ぶっちゃけ、転職すべきタイミングって職種ごとに大きく異なると思うんです。

本記事では、経理が転職すべきタイミングに的を絞って解説しています。

経理ふっくす

管理人の体験談をベースに考察しています。

結論、経理が転職すべきタイミングは「成長に限界が見えたとき」がベストと考えています。

ボーナスのこととかでなく、本質的にスキルに焦点を当てるとこの結論になります。

経理は専門性が高く、スキルを高めていきやすい職種。その強みを生かして若いうちに経験を積むチャンスを逃すべきではありません

環境の変化も激しいこの時代に、経理として生き抜くための転職タイミングを解説します。

転職するタイミングの見極め方は「限界が見えたら」

結論、「成長する限界」が見えたら転職するタイミングだと思います。

なぜなら、そのまま会社にいても既定路線の将来しかないし、成長の上ブレは期待できないから。

正直、成長できる伸びしろって環境次第なんですよ。

  • 古き良き日本のホワイト企業
  • 成長著しいIT業界

どちらが成長にふさわしい環境かは、聞くまでもないですよね??

新卒入社でいっしょだった同期の話

僕はいまアラフォーで、20代の若手の方向けに発信させてもらっています。

そんな僕にも、新卒時代の同期がいます。僕の同期はいま、新卒からの会社で10年以上勤続しています。

そんな同期と、昔はキャリアについてよく悩みを相談しあいました。しかし最近は、キャリアの話もしなくなったのですっかり疎遠になってしまっています。

なぜなら、同期は転職する気もないし、会社で頑張る気持もなくなってしまったと感じるから。もしかすると同期も、挑戦しなかったことを悔やんでいるのかもしれません。

ノースキルでアラフォーになってしまった場合、会社に残るしか選択肢がないのかもしれません。

同じ会社にずっといることは、大きなリスクをはらんでいると思います。

一方の僕は、新卒から5年で初めての転職をし、転職をさらに2回しています。比較的若いうちに行動したことで、時代の変化に合わせた柔軟なキャリア選択ができていると実感しています。

いまという時間に刹那的に目を向けた場合、転職の必要性は感じないかもしれません。

しかし、将来のキャリアや選択肢に目を向けたときに、後悔しないために転職は一度検討すべきと思っています。

経理ふっくす

少しそれたので、話をもとに戻しますね。

成長の天井の見極め方

ここ数年同じ仕事をしているなら、「成長の天井」に差し掛かっている可能性が高いです。

なぜなら、数年後も同じ仕事をしている可能性がけっこう高いからです。

特に経理はそうです。

経理ふっくす

僕が転職を決めたときの状況もお伝えしますね。

決算業務3年目と5年目で仕事は同じだった

僕は経理部で主に決算の仕事をしていました。

メンバー構成は、課長、先輩、僕の3名体制。課長は手は動かさずに監督役、先輩は税務と決算のアドバイス、僕が決算で手を動かす役割分担でした。

そして、2年後も仕事内容は同じままでした。他のメンバーもです。

3年目の仕事内容5年目の仕事内容
課長監督役監督役
先輩税務と助言税務と助言
自分決算実務決算実務

このとき思ったのが「この先あと何年、同じ仕事をするんだろう。。。」ということ。

2年たって仕事内容が変わらないってことは、10年後も同じ仕事の可能性が高いです。

だって、課長も先輩も定年まであと何年あると思ってるんですか。。。

安定した会社経営のため経理はマンネリを強いられる

経理の仕事の特性上、こうなることは仕方ない面もあります。

だって、会社としては経理が盤石であってほしいから。

ぶっちゃけ、会社側からすれば経理の個人のキャリアなんてどうでもいいんです。退屈だろうがマンネリだろうが、辞めずに仕事さえ続けてくれればいい。

よくあるジョブローテーション制度とかは、マンネリ回避のための苦肉の策だと思いますね。

経理ふっくす

経理がマンネリ化するのは、やむをえない事情もあります。

上の世代のつまりも問題だと思う

日本社会特有の問題として、上がポジションに居座り続ける点があります。

人口比率が上の世代の方が多いことは仕方ないことです。しかし、上の世代の人たちは自分の仕事を譲ることをしたがりません。

なかなか、若手にチャレンジの機会がやってこないんです。

経理ふっくす

先ほど説明した通り、僕の上にも2人先輩がいました。

この2人は、転職しそうな気配なんてまったくなく、自分のポジションをがっちりキープしていくぜい的なノリでした。

正直、自分はもっと成長したい。同じようになりたくない。って思ってしまいました。

そして、自分も会社に居続ければいつのまにか同じような老害っぽいポジションになる未来が見えたんです。

実際、社内には決算の仕事をやってみたいという声がいくつかありました。

しかし、すでに決算の仕事はマスターした自分がいることで、若手の成長の機会を奪っているのではないか?という感情を持つようにもなったんです。

僕、個人の考えとして、どんどん若手にチャレンジしてほしいし、そのために自分も行動したいと思っています。

事実、僕が転職してポジションを空けたことで、僕のポジションに若手が入り成長してくれました。

その後輩は、僕と同じように転職してキャリアアップしましたし、いまでも連絡を取り合っています。

自分にとっても後輩にとっても、マンネリ職場から転職することはWIN-WINになります。

上の世代のポジション詰まり問題は個人の力でなんとかなる問題ではありませんが、一人の人間として若い人の成長の芽を積むことになる保身はしたくないと心から願っています。

環境を変えると苦労もあるが成長できる

ここからは転職後のことについて触れたいと思います。

転職はいうなれば、強くてニューゲーム

社会人の基礎や経験が活かせるうえに、汎用性が高いスキルを持つ経理は特にそうなんです。

一般的な転職では仕事内容が大きくかわるリスクがありますが、経理の場合は仕事内容は大きく変わらずリスクは小さく、得るものが大きい特徴があります。

なぜなら、経理として2つの会社を経験することで知見を広げられるから。

例えば、経理の人にアドバイスをもらうとして次のどちらを選びますか??

  • 1社に勤続10年のベテラン経理
  • 3社で合計10年のベテラン経理

僕だったら、3社を経験している経理に話を聞きたいです。

だって、知見が多そうだし3社で通用スキルをもってる人の方が信頼できそうじゃないですか。

N=1の体験談で語る人の体験談って、あまり信憑性を感じません。(新卒入社した会社の先輩のグチとかまさにそれ。)

もちろん、転職して環境を変えることは苦労もあります。

しかし、それ以上に苦労することで得られる成長があります。この苦労をした経験が、これからの不確実性の時代を生き抜くスキルに直結すると僕は思っています。

正解のない壁と向き合う経験を若いうちに経験しておいたほうがいいですよ。

経理ふっくす

経理というチートスキルを生かして、転職で経験を増やしましょう。

成長の限界を感じているなら転職すべき時期

経理がいつ転職すべきか?

僕の結論は「成長の限界を感じているとき」です。

僕なりの考えを説明してきました。正直、あなたが成長の必要性を感じていないなら余計なアドバイスだったと思います。

しかし、これからの時代に備えて知見を広めたいというなら、逆に動かないとヤバいと思ってもらえたんではないでしょうか?

転職の一歩って、めちゃめちゃ勇気いります。が、じっさい踏み出すと別世界が開けます。

(自分も最初はビビりまくって最初の一歩が踏み出せない慎重派でした。)

しかし、いまでは3回転職を繰り返し、正直怖いものありません。度胸がつきました。

理想の自分の姿になるためにも、アクションをおこしてみることをおすすめします。

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