本記事では、僕が一人経理を辞めるときに考えていたことを話します。
一人経理って会社を辞めたいと思っても、引き継ぎとか悩ましい問題がたくさんあります。
なんせ会社の大事なポジションですから、経理を失う社長のダメージもでかい。
なら、待遇をよくしてくれればいいけど、そんな社長もまたいないんですよね。
安い給料で責任だけ大きい仕事をさせられれば、それは嫌になります。
一人経理が会社を辞めるときに直面する問題に関してまとめました。
一人経理の引き継ぎがいない問題
一人経理は、給料の支払いや社会保険事務なんかの専門的な業務を一人でやってます。
小さい会社だと社員の出入りも激しかったり、なかなか煩雑な仕事。
社長は自分が入退社の事務やりたくないもんだから、経理に丸投げしてきます。
だから、退職しにくい。
でもこれって、究極的につきつめると社長の問題なんですよね。社長が責任持って手続きやればいい。だって、人が辞めるのは魅力ない会社やってるあんたの責任なんだから。
まあ、給料をもらってますし仕事はします。
なので、辞めるかわりに2つの代替案を出しました。
- 入退社の事務は外注する
- 日々の記帳は顧問税理士に外注する
人を雇って引き継ぎできればいいですが、そんな簡単に人なんて採用できません。
採用したって、試用期間に見限られて退社されちゃう可能性が高いです。だって会社に魅力がないんだから。
というわけで、退職するためにどんどん話をすすめていきました。
引き継ぎできない場合は外注してしまえばいい
後任者が採用できないので困っているのであれば、外注業者にお願いをしてしまえばいいと思います。
経理は会社役員でもないし、会社を回す責任なんてないですから。(専務とか肩書もらってれば別ですが。)
絶対そっちのほうが得です。お互いにWIN-WINなんです。
しょぼい会社が自前で経理を雇おうとするな。そう僕は言いたいです。
辞めるまで相談相手が誰もいない
一人経理やってると、主な仕事相手って社長なんですよね。。
資金繰りとか支払いのこととか。
なので、他の社員さんとコミュニケーションする機会が少ないんです。
さらには、経理チェックしたりする立場なので、馴れ合うわけにも行きませんし。孤独です。
みんなの給料事情も知っているし、あまり踏み込んだ話もできません。
こうした状況がストレスで、一人経理を辞めたいって人も多いと思うんです。
結局、一人経理だと退職の決断も含めて全部自分で決めないといけません。この運命からは逃れられないんです。
他の社員が続々辞める状況で危機感を覚えた
僕が辞めた会社では、営業の社員さんの退職が続いていました。
微妙な商品を売らなければいけない立場で営業さんたちは正直かわいそうでした。
そしてなぜ売れないか社長に詰められるという地獄絵図。
ある日、一人の営業さんが体調を崩して会社を辞めました。
その営業さんは引き継ぎが不十分だったようで、退職後にお客様から問い合わせがあったんですがやり取りが残っていなかったんですね。
そのことに社長が腹を立て、給料の振込を止めろと言い出しました。
まじで、耳を疑い、『こんなアホが世の中に存在するんや。。』とドン引きしました。
さらに、未払いに正当な理由があるから、『労基署でも何でもいっしょに行く』って言ってました。
ここまで、頑なだと何いっても無駄です。
そして、この一件もあり僕も退職を固く誓いました。
次は自分の身に不利益が起こる気しかしなかったからです。
やばそうな会社なら早く損切しよう
幸い退職のための外注化などを進めていたので、トラブルはなく退職できました。
でも、僕は過去に2社経理経験があり、そこそこ知識もあったからだと思います。
もし、若手だったら丸め込まれてズルズル会社に残ってしまっていたかもしれません。そう思うと恐ろしいです。
こんな感じで世の中にはヤバい会社ってあるものです。
そんな会社は待っていてもまともになることはありませんから、早めに損切りすることをおすすめします。
しかし、やばい会社に限って話すら通じないもの。
僕も最悪の場合に備えて、退職代行を使うことも検討していました。(給料未払いの件もありましたから。)
よかったらこちらの情報も参考にしてください。
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一人経理を辞めるには退職代行サービスがおすすめです
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