管理人の経歴


31歳で初めて転職を経験。その後3回の転職をへて今に至ります。
- 専門商社経理 5年
- ITコンサル 3年
- 大手企業子会社経理 3年
- スタートアップ経理 3年
初めての転職は31歳で、一般的な転職年齢に比べると遅いほうです。性格は慎重派だと思います。
このサイトでは次の2点を伝えたいと思っています。
- 転職は30過ぎてからが本番!
- 真の実力で時代をサバイブしよう!
初転職のときに考えていたコトをまとめました。
ぬるい環境に危機感を持った30代

新卒入社した会社で、ひと悶着あった後に経理に配属されました。
その後、主に決算業務を経験しながら5年間を過ごしました。
仕事にも慣れてきたころ、今の環境に危機感を感じ始めたんです。
- 安い居酒屋で会社のグチを言う上司
- 尊敬していた先輩の退職
- 他社の人と仕事をした時の自分のふがいなさ
思えば新卒入社した会社は、志望度の高い会社ではありませんでした。
それが、会社に入り先輩にダメ出しされ、自分の不甲斐なさに打ちひしがれる度にマヒしていき、従順な社員に成り下がっていたんです。
本当はもっと高みを目指したい。
これからの時代はAIも台頭してくるし、実力がなければ生き残れない。
そんな危機意識もありました。
そのために、「会社に依存しない本当の実力」を持たないとヤバいと思ったんです。
このままだとヤバい。自分のキャリアを見つめ直すように。

このまま尊敬できない上司と同じ道を歩むのは絶対にイヤでした。
終身雇用の仕組みに甘えて、会社に依存しながら生きていくのは自分の美学に反する行為。
仕事の慣れてきて精神的・金銭的な余裕が生まれた状態で「転職」に興味を持ち始めたんです。
何から始めればいいのか分からない。

「転職」に興味は持っていたものの、何をすればいいか全く分からない。
なぜなら、「転職したい」なんて会社の上司に相談なんてできません。
それに、大学の同級生に経理職はいなかったし、そもそもう友人も少ないので相談できる環境がありませんでした。
検索で出てきた求人を眺めて、書類ってどう書くんだろうなんて漠然とした疑問を抱いてました。
今の会社は悪くない。しかし決定的に何か足りない。

最初の会社は決して悪い会社ではありませんでした。
4年制大学を出て、苦労して就活で掴み取った会社。採用してもらった恩もある。
しかし、「本当の実力を持つ」という命題に対して、決定的に欠けている部分がありました。
一言でいえば「ぬるい環境」です。
日本の古き良き会社に多い、離職率が低く、生え抜き社員の比率が多い会社。
刺激もなければ新しい学びもない、このままだと「ガラパゴス経理」になっちゃう。
一生会社の奴隷。そんな絶望的な未来だけは選びたくありませんでした。
転職サイトへの登録。転職の第一歩。

慎重派の人間なので、何事も極端に考えるクセがあります。
例えばですが、
- 転職サイトに登録したらすぐ電話が来て求人を紹介される
- 1ヶ月後に転職したときのために退職の挨拶を考える
こんな一人相撲なことをリアルに考えていました。
しかし、実際には転職サイトへの登録は本当に小さな一歩で、掲載されている求人が閲覧出来る程度。
実際の転職までは、まだまだ遠いことを安心できた記憶があります。
と同時に、小さな一歩を踏み出したことで、がぜんやる気スイッチが入りました。
転職活動を始めて世界の広さを知った

転職活動を始めてみると、世界にはこんなにも多くの求人があることに驚かされます。
自分がいかにガラパゴスな状態だったか、思い知らされました。
転職のプロに昨今の転職市場の話を聞くと、自分と同じ「本当の実力を身に着けたい」人は世間にたくさんいることが知れました。
僕は、「あっちの世界」を知ってしまったんです。
求めていた「本当に実力」に近づく

慎重すぎて31歳まで転職の「ての字」も知らなかった僕ですが、複数回の転職を経験し「本当の実力」に近づけた自負はあります。
僕がいう「本当の実力」は、他社でも通用する再現性あるスキル。
こればかりは、同じ会社にい続けても証明することが難しいスキルなんですよね。
一つの会社に残る方が年収が上がりやすい。なんて意見もありますが、終身雇用は半分崩壊しているし、はっきりいって逃げ切り狙いの年配者の意見だと思ってます。
会社は儲からなくなったら、社員の面倒は見てくれませんよね?
そんな時に唯一頼れるのは、自分の中に培ってきたスキルだけです。

最後まで読んでくれたあなたには、ぜひ僕と同じように「本当の実力」を得るために社外に出てほしいと願っています。
これからの時代は、ぬるい昔の考え方は通用しません。
30歳を過ぎていても遅くはありません。
いっしょに「本当の実力」を身につけて、40歳になったときに笑える人生を歩みましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。