画像は私が紙で所有している3冊の書籍です。
FXで勝てるようになりたいけど、高額の商材や月会費数万円のサロンには手が出ない。できれば本を読んで勝てれば最高。
FXで勝てれば、煩わしい人間関係もなく稼げて最高ですよね。
でも、FXを数年やっているけど勝てない。自分の手法は間違っているのかもしれない。なぜなら月単位で勝てたことはなくお金は減っている。
そんな方に向けて、FXの注文方法や初心者向けの解説ではなく、中級者向けの本のみを紹介します。
FXで勝てない人向けおすすめ本を紹介!
最もおすすめの1冊は「NOBU塾の【日利1%FX】」です。
なぜ本書がおすすめなのか?
私は毎日、FX取引をしているトレーダーです。23年7月ごろから本気でFXに取り組み、24年4月に初の単月プラス収支を達成しました。
本書が最もおすすめの理由は、読み返す機会が最も多いからです。毎日FXトレードをしている立場からしても、基本かつ重要なことを教えてくれる本であり、手元に置いておきたいバイブルだから。

FXの手法に関する書籍はたくさんあります。しかし、いくら手法を細かく説明していても、それを取り扱う人間の心構えの基礎ができていないと手法を使いこなすことはできません。
本書は第1章でもっとも重要な心構えについて説明し、2章以降で手法について書かれています。全7章のうち、2章が手法の解説であり、手法の具体性についても十分な内容となっています。
本書が他の書籍と違うと感じた点
FXトレード本の多くは、デイトレードやスイングトレードの手法を解説したものです。
しかし、本書で推奨しているトレードスタイルはスキャルピングです。スキャルピングは数秒から数分の短期トレードのこと。
取引時間が限られるサラリーマンにはスイングトレードが最もやりやすいトレードスタイルですよね。私もトレードで勝てていない頃、帰りの電車でスマホでトレードをしていました。
社会人として仕事にも慣れ、そこそこ貯金もできた。投資でお金を増やしたい。儲かればいいなくらいの気持ちでFXをお小遣いの範囲内でFXで数年間は負け続けていました。
しかし、本書と出会い、トレードスタイルを短期トレードに変え、23年7月から本気でFXを勉強し始めました。その結果、24年4月に始めて単月収支をプラスにすることに成功しました。
以前の私は、短期トレードは手数料(スプレッド)がたくさん発生するから勝てるわけがない。スイングは手数料が少ないから勝ちやすい。という考え方をしていました。
しかし、本書ではスキャルピングトレードこそ最もリスクが少ないトレードであり、逆にスイングトレードこそリスクが大きいという全く逆の考え方を提示してくれました。理由はスイングトレードはファンダメンタルズなどの、外的要因というリスクに資金をさらすため。
いままでのトレードスタイルとは全く違う視点を提供してもらえたため、トレードスタイルを大きく転換できました。
本書から最も学んだこと
スイングからスキャルピングへの転換という変化もありるのですが、本書で得た最も重要な学びは「待って絞ってトレードする」というトレードに対する姿勢です。
本書の序盤、19ページ【紙の本の場合】にもっとも重要なことが書かれています。
それは、「勝ち続けているトレーダーが何をしているか?」。
Kindle版のサンプル【位置261/326】でも具体的な内容が読めますので、気になる方はAmazonのサイトでサンプルを読んでみてください。

私の場合もトレードに対する姿勢を「しっかり待つ」に変えて収支は劇的に向上しました。
もちろん、待って絞ってトレードする前提に「勝てるトレード手法」が存在するのはいうまでもありません。勝つトレード手法を習得するのは簡単なことではありませんが、本書では全7章のうち、2章で手法についても解説していますので心構えと手法を合わせて学べます。
本を読んでから何をして勝てるようになったかの体験談
本書は最高の1冊なのですが、私自身がスキャルピングを始めて勝つまでに実に10ヶ月もの期間を要しています。
この期間に何をしていたのか体験談を教えます。
23年7月にスキャルピングを始めて、おもにYoutubeで勉強を始めました。その中でやってみようと思った手法があり、その手法の技術を高めようとトレードを繰り返していました。
手法のルールに従ってトレードを行っていたのですが、なかなか勝ち続けることが難しく単月収支がプラスになりませんでした。
その中で、収支をプラスにするブレイクスルーとなったのが、プライスアクションの考え方です。トレードに必ず勝てるわかりやすい聖杯はありません。FXのプライスは刻々と状況が変化し、その瞬間の値動きを見て、ロングかショートかの判断は変わります。その判断の精度を上げていくことが唯一FXで勝つ方法だと今では思っています。
23年7月から、24年4月に単月プラスにするまで、ひたすらこのプライスアクションに対する判断力を磨く練習をしていました。
本書にもプライスアクションを解説している章がある
NOBU塾の日利1%FXでは、第5章でプライスアクションについて解説されています。
具体的には、「水平線の貫通力を見極めよう」「値動きのスピードが重要」など、瞬間的な判断に必要な考え方が記されています。
私が勝てるようになったきっかけとして、瞬間的な判断力が向上したことが大きな要因なのですが、その鍛え方はYoutubeで生配信をみたり、書籍を読んだり、何度もプライスアクションに関する情報をいったりきたりして考えました。
本書1冊を読めばすぐプライスアクションが理解できるわけではありません。しかし、勝てるようになった今見返すとよくまとまっていると思うので、プライスアクションを学ぶきっかけとして本書を使うのはおすすめです。
本書でプライスアクションの基礎を学んで、あとは実践で鍛えるしかありません。
よくFXのスキャルピングトレードは、スポーツとかゲームに例えられます。こういう場面でこういう球が来たら狙い目とか、格闘ゲームでこういう場面のセオリーみたいな感覚と近い方法で攻略できるのかもしれません。
さらに勝てるようになるために読んでいる本
スキャルピングを始めて、さらにスキャルピングを上達させるために読んでいるのが、「ジュンFXさんの【チリが積もって15億】」です。
ジュンFXさんはFX界隈では有名なトップトレーダーで、スキャルピング手法を得意としています。
私自身、スキャルピングの経験値を積むことでジュンFXさんの話す内容がより深く理解できるようになってきたので、より高みを目指すべく本書で学びを得ています。
チリが積もって15億、本の特徴
本書にはトレードで勝てる場面に関する情報が無数に散りばめられています。多くのスキャルピングトレーダーが知る有名手法から、自分が知らなかったものまで、ジュンさんの手法の幅広さを実感する1冊です。
なぜ、このような多くの勝ち方をジュンFXさんは知っているのか?
ジュンFXさんはFXトレーダーで超有名人なので、他のトレーダーとの交流も多く、情報が集まってくる故に多くの引き出しを持っていると考察します。
本書を読むうえで注意してほしい点
本書には数多くのトレードする場面が書かれていますが、一度に多くの手法に取り組んでも失敗する可能性が高いです。
勝てていないうちは、1つの手法に絞って、しっかり待ってトレードをするべきです。
ですので、本書に書かれている手法のうち、自分に最もしっくり来る手法や成績が良かった手法のみを採用していく使い方がよいと思います。FXでは欲張って利益を得ようとするといいことはありません。
読んでも勝てるようにならなかった本【番外編】
なかなかFXで勝てないという悩みは深いものだと思います。
本当に書籍で勝てれば苦労はしないよ!という声も聞こえてきそう。
あくまで個人的感想という前提で、役に立たなかった本と理由を2冊解説します。
鉄壁FX
YoutuberのFXトレーダーの書籍です。手法について書かれている分量が多く具体的で、内容的には間違いなく中級者向けだと思います。
しかし、4時間足を見てトレードする手法なので、1年間に100回くらいと試行回数が少なくトレード技術を高めるのに時間がかかる点が自分には向きませんでした。エントリー回数が年間に100回と少ないので、「待って絞る」トレード手法なのは間違いありません。しっかり使いこなせる人が読めば勝てる本なんだと思います。
ここまでの記事を読んで、スキャルピングなんて信用できない。スイングトレードのほうが勝てそうと思う人にはおすすめの本です。
スイング手法をうまくなりたい気持ちもあり、短期トレードで安定した成績を出せるようになったら本書を読み直そうと思っています。そのために現在も本を所有しています。
東京時間半値トレード
Youtuberのラファエルさんがこの本で勝てるようになったと紹介していた本です。
私がFXで全然勝てない時代に、2019年に買って読んでいた本です。あまり内容を覚えていないし、当時はYoutubeでFXを学んだり補完的な情報も少なかったので、内容が身になりませんでした。
もし、当時からまだ勝てていない”僕と同じ経験”をされた方がいれば、今回紹介した日利1%FXを是非読んでみてほしいです。
今回は、FX歴はそこそこあるけどまだ勝てていない人向けのおすすめ書籍として「日利1%FX」をご紹介しました。
2000円未満でできる投資なので、本記事の内容を是非実践して勝てるトレーダーになってほしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。