③経済指標逆張りトレードの手法について

本記事はPR内容を含みます。

経済指標トレード手法

FX(外国為替証拠金取引)は、元本や利益が保証された取引ではありません。
また、預け入れた証拠金以上の損失が発生することもあります。リスク等をご理解いただき、ご自身の判断で取引していただくようお願いします。

今回は私が実践しているトレード手法について解説します。

この手法を実践してもすぐに勝てるわけではありません。本トレード手法を参考にするさいは自己責任でお願いします。当サイトではいっさいの責任を負いかねます。

経済指標逆張りトレードの考え方

経済指標は発表直後に大きく一方向に為替チャートが動く。

勢いよく一方向に伸びたチャートほどリバも強いので、値幅を取ることができる。

指標ごとの値幅過去実績を調べることで、指標ごとの変動幅をトレード(逆張り)に利用する。

事前準備

まずは、過去実績をみて経済指標発表時の値動きの規模を知ることが重要です。

これだけでも大負けのリスクは大きく減らせます。

例えば、数年に1回ほどしかない為替介入の値動きの規模は5円、PIPSにすると500PIPSほどです。経済指標は大きなものでも150PIPS以内に95%以内の指標にはおさまる規模感です。

この感覚(値動きの規模感)を持って経済指標に臨むことが重要です。

準備①:過去の経済指標日時はFOREXFACTORYのカレンダーで見る

FOREXFACTORYカレンダー

上の画像はFOREXFACTORYというサイトのもの。今週発表される経済指標の日時や過去の日付と結果が確認できます。

『Detail』という項目のフォルダのようなアイコンをクリックすると、過去の日付を見られます。

上記画像例では、6月25日カナダCPIの過去日付を表示しています。

>>FOREXFACTORYカレンダーを見る

準備②:過去チャートを見て経済指標ごとの規模を知る

トレーディングビュー

過去チャートをみるのにおすすめのサイトは『トレーディングビュー』。

トレーディングビューは無料プランで利用できる範囲でも十分活用できます。

こちらのチャートで、5分足レベルで経済指標の値動きの幅やクセを分析しましょう。

ただし、無料プランでは一定期間以上前のチャートを表示できないので、トレードの反省とともに指標のデータを蓄積していきましょう。

>>トレーディングビューでUSDJPYチャートを見る

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エントリー

エントリーのための条件は、事前に決まります。

過去チャートの値動きというデータから、有利なエントリー条件を決めます。

【エントリー条件】
・過去6ヶ月チャートの中央値、最大値をエントリー条件にする・・・①
・チャート上の水平線をエントリー条件にする・・・②
・上記①、②を満たすポイントでエントリーする
・LOT数は、②のポイントでは①の倍にする

上記が基本的なエントリー条件ですが、値動きのスピードやレートに到達するまでの所要時間など、裁量の余地はなくすことができません。

トレードで経験値を積み、自分なりにトレードの細かな条件を言語化していく必要があります。

ネガティブルール

実はエントリールール以上に重要なのは、「こんなときはトレードしない」ルールを決めること。

それがネガティブリストです。

経済指標逆張りトレードにおけるネガティブリストは以下。

・値動きが10PIPS未満の場合はトレードしない

経済指標発表時はスプレッドが大きくなります。そんなときに値動きが小さい場合にトレードすると手数料負けします。

お金を稼ごうとする意識が強いと、せっかくチャートを監視しているのにエントリーしないと損と考えがち。

しかし、確実にお金が減るので「お金を守る」ために、ノートレードできる技術を身に着けてください。

言葉でいうと簡単ですが、ノートレ意外とムズいです。

トレードの振り返り

トレードを終えたら必ず記録を残します。

今回は例として、オーストラリアのCPIでのトレード記録をお見せします。

失敗トレードの記録になります。

【トレード前の分析と戦略】
過去の実績をみると豪州のCPIは20〜40PIPSくらい順行して、NY時間にかけて全戻しする。30PIPSくらい動いたら逆張りでエントリー。全戻しするケースが多いので狙う。

実際のエントリーでは、気持ちが焦ってしまいだいぶ早いタイミングでエントリーしてしまいました。

・一発目、10PIPSくらい上昇で逆張りエントリー【ショート3LOT】

・二発目、20PIPSくらい上昇で逆張りエントリー【シュート6LOT】

豪州CPIトレード記録

結果、過去実績のなかでも最大級の40PIPS上げる展開に。含み損が20PIPSまでいき大ピンチになりました。

この日の豪州CPIは、結果が良くしつこく上げる動きが続いた。

その後、NY時間に向けて指標前の値段に戻す動きとなりNY時間には全戻ししました。しかし、上げが大きかったため全戻しは厳しいと判断し建値で撤退。プラマイ0のトレードになりました。

【本トレードの反省】
・30PIPSでエントリー準備していたのに、引き付けずに早めエントリーしたこと。
・全戻しを狙っていたのに、恐怖で建値逃げしてしまったこと。

上記の点を改善できれば、動かなければノーエントリー。含み損が減るエントリーになり、大きく収支が改善するはずという反省点を得ました。

人それぞれ、トレードの弱点は違うので反省して弱点をなくしていきます。

私の場合は、焦って早めエントリー、ビビってチキン利確が悪い点なので次のトレードに意識して臨みます。

こんな感じで、日々トレードを反省。トレードの質を上げていきましょう。

次回は私が実際に使っているFXを始めるためのおすすめの証券会社について解説します。