経理の仕事の中で、毎月社内で使う為替レートの更新のため、日々為替に接していました。
ですので、為替レートには人よりも親しんでいる自負があり、FXにも有利。
そう考えていました。
しかし、FXで月5万達成できた今では、間違った感覚だったと確信してます。
その理由、FXを始める前に知っておいてほしい心構えについて説明します。
※手法よりも大事なことなので、先に記事にしています。
経理はFXを始めるのに有利なのか?
結論、有利ではありません。
しかし、不利でもありません。
自分はどこにでもいる一般人だ、という初心を持ってFXに取り組むマインドが必要です。
その理由は、いくら為替に詳しい自信があったとしても、あなたが知る誰よりも詳しいその情報はすでに市場に織り込み済みであり、次の瞬間為替が上下どちらに動くかは誰にもわからないから。
為替のチャートの前では誰もが平等なのです。ですから、有利も不利もないフラットな状態です。
織り込み済みとはどういうことか
現代のマーケット(株式市場や為替市場)は、極端に効率化されています。
どういうことかというと、株式や為替に影響する重要なニュース、報道が出た瞬間にAIが更新された記事を分析し、瞬時に売買の注文を出します。
そのため、世に出たニュースは瞬時に為替チャートに反映され、適正な価格(重要ニュースを織り込み済みの価格)になります。
このような現代マーケットにおいて、これから為替が上がる下がるを予想することは無意味です。
なぜなら、すでにその根拠となる情報は織り込み済みだから。
上がる確率も下がる確率も50%でフラットということになります。
チャートはランダムウォーク
「ランダムウォーク理論」
有名な金融理論があります。簡単に説明するとチャートの値動きはランダムであり、上がるか下がるかは五分五分というものです。
ここで1つの疑問が出てきます。
チャートの値動きが完全にランダムなのであれば、なぜ勝ち続けるトレーダーが存在するのかという疑問です。
これには、2つの回答が考えられます。
①50%のゲームで奇跡的に勝ち続けている人がいる
②ランダムウォーク理論を論破できる方法がある
私は「②ランダムウォーク理論を論破できる方法」は存在すると考えおり、まさにそれを自分の手法にしています。
瞬時に効率化されるマーケットで勝つ方法
現代のマーケットは効率化されており、チャートの値動きはランダム。
ここまでの話を聞くと、勝てる気がしないというのが基本的な感想だと思います。
しかし、一方でFXで勝ち続けている人がいるのは事実。勝ち続けている人たちが何をしているのか?ここを具体的に知ることが重要です。
私が使っている手法の1つが「経済指標の逆張りトレード」です。
なぜ、経済指標の逆張りトレードで勝てているのか?
それは、経済指標の発表時には、多くの市場参加者がお金を投入しチャートが大きく動きます。マーケットは瞬間的に過熱状態になり、チャートが適正価格よりも大きく乖離することになります。そこでの適正価格への戻りを狙います。
効率化された現代のマーケットでは、通常の値動きをする時間帯ではチャンスがありません。
ここでいうチャンスとは、勝てる可能性が高い優位性のあるトレード機会のことです。
しかし、経済指標というマーケットが大きく動く時間であれば、マーケットに歪みが生じるため、我々一般トレーダーにもかつチャンスがあると考えています。
経済指標発表ではチャートがオーバーシュートする
過熱した市場参加者によって、マーケットが行き過ぎてしまうことをオーバーシュートといいます。
経済指標発表時には、オーバーシュートな状況が度々発生します。
行き過ぎたチャートは適正価格に戻るため、反転します。この値動きを狙うトレードを本ブログでは解説していきます。
経理で普段為替に接していてもそれはFXトレードではほとんど役に立ちません。逆に過度に自信を持っているとマイナスに作用します。
初心を持って、事実ベースで過去検証する考えを身につけてください。
FXはそうしないと大損します。
では、次回記事で具体的な手法について解説しようと思います。