営業から経理に社内異動した体験談。【異動は可能?異動後にすべきことは?】

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営業から経理に社内異動した話

営業から経理に異動したい。

営業は適性が分かれる仕事なので、「自分は経理のが向いているのでは?」と思う人も多いかもしれません。

事実、経理への適性は営業とはまったく異なるものです。

経理ふっくす

僕自身、経理に異動して初めて仕事を評価された人間です。

本記事では、営業から経理に社内異動した体験談をベースに、そもそも異動は可能なのかについて解説します。

また、異動後にすべきこと、異動したい人が取るべき行動についても解説します。

記事を読んでほしい人

  • 経理に異動したい人
  • 経理に異動したばかりの人
  • 異動るためのアクションを知りたい人

営業から経理に社内異動はそもそも可能?

結論、経理への社内異動は簡単ではありません。

経理ふっくす

ポイントとなる理由は2つ。

ポイント

  • 経理は人員が決まっている
  • 経理は異動が少ない

経理は人員が決まっている

管理部門である経理は経営上は、コストとして管理されます。

あらかじめ人員数が予算で決まっており、社員個人の希望で人員を増やすわけにいきません。

経理の人員が増える時は、会社の売上が増加して仕事量が増加したときです。

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基本、人員増のニーズはないが、売上拡大している会社はチャンスあり。

経理は異動が少ない

経理部門では、安定した運営体制が求められます。

そのため、経理に配属された人はあまり他部門に異動することなく、経理に残り続けます。

これは個人の希望ではなく、会社側の都合による面が大きいです。

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経理は異動が少ないので、欠員が出にくい。

経理への社内異動が発生するパターン

経理への社内異動は数が多くないことを説明しました。

しかし、僕自身のように社内異動が発生するパターンもあります。

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以下のようなケース。

ポイント

  • 定年による欠員
  • 転職による欠員
  • 経理から異動者がいる場合

代表的なのは、定年退職者や転職者が出た場合です。また、経理から他部署に人が異動することで欠員となるパターンもあります。

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経理への異動は、数は少ないけれど確実に存在します。

つまり、タイミングが合えば営業から経理への異動は可能

これが結論になります。

経理に社内異動したら変わること

営業から経理に異動したら何が変わるか解説します。

まだ異動していない人は、心の準備のつもりで聞いてください。

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僕からお伝えしたいポイントは3つ。

ポイント

  • 簿記学習は必須
  • 社員全員の名前を覚えた
  • 転職スキルが身につく

座学で簿記学習は必須

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経理になって仕事との向き合い方が大きく変わりました。

営業経理
仕事の覚え方訪問回数をこなす座学で学ぶ

営業の仕事は顧客との関係地を築いて売上を上げること、仕事を覚えるには訪問数や経験が必要でした。

一方、経理の仕事は簿記のルールが基礎知識となっています。そのため、座学で簿記を学ぶことは必須。

逆にいうと、座学が得意な人は経理は向いてます

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簿記を学んで初めて仕事で認められた時は嬉しかった。

社員全員の名前を覚えた

僕が所属していた会社は社員数200名程度の会社でしたので、覚えました。

経理の仕事では、他部署の方から問い合わせをもらうことも多いです。

営業時代は逆に、管理部門の人としか関わりがなかったですが、問い合わせを受ける立場になると逆になります。

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社員全員の名前を覚えると、仕事はスムーズになりました。

転職スキルが身につく

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経理に異動するメリットとして、伝えたいポイント。

経理の仕事はどの会社にもある仕事です。

そのため、経理に異動して3年〜5年くらい仕事を経験すると、社内の全体像が大体みえてきて一人前になれます。

経理の実務経験が3年以上あると、中途採用される可能性が高くなります。

つまり、より良い環境を求めて転職という選択肢が手に入ります。

社内異動したい人が今すぐできること

矢印

ポイント

  • 経理部門の状況を知る
  • 経理に必要なスキルを学ぶ

経理部門の状況を知る

経理への社内異動は数が多くないのは説明した通りです。

ですので、異動するチャンスがありそうかを知る努力をしましょう。

ポイント

  • 経理のメンバーを調べる
  • 同僚と情報交換する

経理部の中で定年退職などで退職する予定の人はいないか?といった情報にアンテナを巡らせておきましょう。

退職が決まっていたり、調整中の人がいる場合、人事は必ず後任の人材を探しています。

また、経理の同期や同僚と仲良くしておき、情報交換をするのも1つの手です。もしかすると、同期で経理から営業に異動したい考えの人もいるかもしれません。そしたら、シャッフルの形で異動を提案するのも一つの方法です。

いいタイミングで立候補できれば、異動のチャンスを生み出すことができます。

経理に必要なスキルを学んでおく

経理に異動したら簿記を学ぶことは必須であることが説明したとおり。

ですので、可能であれば簿記を先取りで学習しておくべきです。

簿記を学んでおけば、将来的に経理に異動したいアピールができますし、人事に認知されやすくなります。

仮に経理への異動が叶わなかった場合も、転職や営業の仕事でも役立ちます。

簿記は学んで損がないスキルです。

※無料で簿記学習を始めるいう近道

最近はオンラインで簿記を学べるスクールが増えており、無料体験できるサービスも登場しています。簿記の基礎を学ぶならSTUDYingが良いかもしれません。メールアドレスの登録だけで簿記の体験授業を受けられるので、まずは触れてみるのがいいかもしれません。

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異動したい意思を示すこと

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営業よりも経理の仕事がしたい。

自分のキャリアに関する希望は、上司や人事との面談や意思表示の機会にやりましょう。

そもそも自分の意思表示をしておかないと、経理に異動する人材をピックアップするときに候補にすらあがりません。

経理への異動が実現するまでは、少なくとも数ヶ月単位では期間が必要でしょうから、早めに意思表示はしておきましょう。

転職という選択肢はありか?

経理に異動したいけど、いまの会社にはポジションがない

もしくは、社内に相談できる人もいない。

そんな環境に置かれている人も多いのではないでしょうか?

経理は欠員がでにくい。そんなときは転職も考えてみる。

経理のポジションは長く同じ人が務める傾向にあります。

会社として、数字を扱う人には長く仕事してほしい気持ちはわかります。

そのため、社内異動を希望してもうまくいかないケースもあります。

もし、自分の主張ばかりを声高にすれば社内でわがままなやつとレッテルを貼られる可能性もあります

管理人

見極めは難しいですが、社内異動が難しい場合は転職も検討してみてください。

まとめ:今できることをしよう

経理への異動のためにできること

  • 経理部門の状況を知ること
  • 経理用のスキルを学ぶこと