管理人プロフィール
営業から経理にキャリアチェンジしたい人に向けて、体験談を交えつつ情報発信しています。
営業から経理に転職するときに持っておくべき資格は?
経理未経験の人からすると、どんなスキルが求められるのか気になりますよね。
- 営業から経理に転職できる?
- 資格は簿記何級を取得すればいい?
- 簿記を取得しておくべき時期は?
管理人は営業から経理になり、経理を10年超やっています。
未経験から経理を目指すときに必要な資格について解説します。
日商簿記2級を取得しよう
結論としては、日商簿記2級(以下、簿記2級)を取得しましょう。
日商簿記検定とは
日商簿記検定は、日本商工会議所が運営する検定試験で、難易度別に3級〜1級に分かれています。
経理の仕事を行う上で必須のスキルであり、これまでに7,700万人が受験しています。
未経験で経理になるために簿記が必要な理由
経理転職で簿記2級が必要な理由は次の3つです。
- 未経験者の応募要件にする会社が多い
- 3級は個人商店の簿記レベルで足りない
- 簿記資格があれば面接で話がはずむ
まず、簿記2級を未経験者の応募必須要件にされることが多いこと。
簿記2級を持っていない場合、応募できる求人が大きく減ってしまいます。
また、簿記2級を学習しておけば面接対策にもなります。
経理で働く人は簿記好きが多いため、簿記愛を伝えることで面接がスムーズに行えるためです。
簿記を取得するべきタイミングは?
ずばり言うと、『転職活動を始める前』に簿記を取得してください。
- 応募できる求人が増えるから
- 種類の通過率が上がるから
- 転職したあと苦労しないため
簿記2級を取得した状態で、転職活動を始めるとスムーズに選考を進めることができます。
営業から経理へ、未経験の転職であっても3か月程度で転職を成功できるはずです。
未経験でも採用される確率を高めるワザ
いや、簿記2級はレベル高くて無理っしょ。。
そんな声が聞こえてきそうです。
確かに、簿記2級は合格率20%ほどでそこそこ難易度が高いです。
そこで簿記2級を比較的楽にとれるCBT試験を利用します。
CBT試験は簿記2級、3級のみでできる受験形式でネット試験です。合格したときには紙の試験と全く同じ効果。履歴書にも簿記2級と書けます。
合格した時の扱いは同じですが、難易度は少しネット試験が低めです。
そのため、転職を目的に「とにかく資格がほしい」というニーズにぴったりの試験です。
簿記を学ぶベストな方法は?
ネット試験簿記2級に通るために、ネット試験専用の講義というものはありません。
学習そのものは、通常の紙の簿記試験と同じように学べばOKです。
働きながら学べるオンライン学習がおすすめ
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転職活動と簿記学習を並行してすすめよう
簿記学習を開始すれば、「経理への熱意アピール」「面接のネタ」は出来上がります。
あとは合格して履歴書にハクをつけるだけですが、簿記試験は年3回しか開催されない上、1回で合格できるとは限りません。
転職は年齢が若い程有利ですから、2つの活動は並行して行ってください。
元経理の立場からしても、営業出身で経理を目指してくれる仲間はうれしく感じ、歓迎したくなります。
経理への共感を示し、うまく気に入られてくださいね。
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