経理が転職するときに資格は必要？？【簿記◯◯級の判断基準】

結論を先に言うと、簿記2級持ちの方は心配いりません。

簿記2級と経理での実務経験があれば、いますぐ転職活動を始めても問題なしです。

僕の場合、新卒入社した会社が非上場の会社だったので、「自分のスキルは通用するんだろうか？」と半信半疑なところがありました。

しかし、実際に転職活動を開始してみると、「決算」の経験はとても汎用性が利くと感じました。

「転職は簿記1級とってから。。」と思っている人は、まず行動してみることをおすすめします。

あなたが悩んでいるすきに、優良な非公開求人を他の人にとられてしまうかもしれませんよ。

経理が転職するときに必要な資格【簿記2級あれば年収600万ねらえる】

僕が経理の転職で必要としている資格は「簿記2級」です。

なぜなら、「簿記2級」を持っていれば、多くの企業で足切りや書類選考で通過できないデメリットがなくなるから。

実際に転職サイトに登録してみて、求人情報に目を通すと応募条件は以下が多め。

• 経験者歓迎（簿記2級優遇）
• 未経験者可（簿記3級あれば尚可）

僕たちのような経理経験者が狙うべき求人は、「経験者向け」の求人です。

いまさら、未経験者可の簡単な仕事にもどるのはイヤですよね？？

決算の知見をより広めて、どこの会社でもやっていける人材になるために転職するんです。

そのために必要な資格が、簿記2級ということになります。

経験者向けの求人はおいしい条件のものもある

世の中には上場会社、非上場会社があり、実は儲かっている会社が存在します。

上場会社は情報もオープンになりやすく情報も入手しやすいですが、情報が入手しにくい非上場会社にも良い会社はたくさんあります。

また、非上場会社は新卒採用をやっていない場合もあるので、転職活動で思わぬ掘り出し物が見つかる場合も。

掘り出し物の非上場企業に転職したい場合も、簿記2級さえもっていれば食らいつくことができます。

ということで、転職に必要な資格は簿記2級です。

簿記2級をもっていなければ転職してはダメなのか？

結論、そんなことはありません。

簿記2級をもっていなくても、転職活動を始めてしまって全く問題ありません。

特に年齢が30歳未満の方は、簿記2級がなくても転職成功できます。

なぜなら、中途採用の市場では実務経験のニーズがある経理は人気で求められているから。

特に上場、非上場を問わず「決算」の実務経験は鉄板です。

簿記2級で判断するのもいいんですが、若手の場合はそれ以上にポテンシャルや人間性で判断したい側面もあります。

それに採用側からすれば、資格の有無で判断しなくても面接すれば「実務経験の有無」って一発で見抜けます。

未経験で経理を目指している人には悪いですが、現場を知る人材と教科書でしか知らない人材って大きな差があるんですよね。

ですので、「実務経験あり」の人は、簿記資格は勉強中ですの一言で、転職活動は乗り切れます。

ハイスペ資格を持つ人材について

最後に簿記1級を持つハイスペ人材についても触れたいと思います。

下の表は、僕の後輩の転職実積をもとに作成しました。

年齢	簿記2級	簿記1級
25歳〜30歳	400万〜500万	600万〜700万
30歳〜35歳	300万〜600万	600万〜800万

簿記1級ホルダーの若手は、転職するだけで年収600万円台になれるよってことです。

今の会社はあなたの実積を適切に評価してくれていますか？新卒から在籍しているからって、足元みられていませんか？

僕は34歳でようやく年収600万到達したんで、25歳で年収こされるとちょっと悔しいですがこれが現実です。

簿記1級は難関資格であり、年収へのパスポートです。

これから簿記取得に挑もうとしている人は、ぜひ1回挑戦してみることをおすすめします。

でも、簿記2級でも年収400万〜600万くらいのレンジは全然狙えますから、転職にチャレンジしてみてほしいです。

転職活動するだけなら、お金もそれほどかかりませんし、リスクもありませんからね。

簿記2級持ちなら問題なし

簿記2級をとるべき理由やそのメリットについて解説しました。

決算実務を経験されている人なら、すでにお持ちの方も多いのではないでしょうか？

資格は持っているだけですと宝の持ち腐れです。

転職エージェントに求人の紹介をお願いすると、そこそこいい条件の求人を提示してもらえると思いますのでぜひ試してみてほしいです。

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