上場企業忙しすぎ。。気の休まる日がないです。。。
上場企業経理は四半期毎にとても忙しいものですよね。
仕事が忙しすぎてプライベートが疎かになってしまうと、『何のために生きてる?』なんて気持ちにもなります。
こんな毎日から、抜け出したいと思う人も多いのではないでしょうか
楽な環境をを目指した結果、大手企業の子会社経理(非上場)に転職しました。
上場⇔非上場転職をすると、どんな変化があるのか解説していきます。
結論:非上場経理はゆるい環境です。
非上場経理に転職をすれば、楽な仕事ができるのか?
ぶっちゃけこの疑問は本質をついていると思います。答えはYES。
上場経理と非上場経理の一番大きな違いは『周りの目』がどれだけあるか。
非上場企業は監視の目が少ないため、ゆるい仕事が許されてしまいます。
上場企業は周りの目が4つある
上場企業では、4つの監視の目があります。
- 株主
- 経営者
- 銀行
- 税務署
特に株主に対する説明責任があるため、上場企業の経理は忙しい思いをしてます。
金商法の厳しいルールもあるし、開示項目も毎年増えているような気がします。
正直、顔も知らない株主のために働くのに、むなしさを感じることも。
相手が株主だと話がでかすぎて、仕事してる実感ないんですよね。
一方で非上場会社であれば、株主のための経理はゆるい。
事業報告書だけつくればOK。
と同時に誰のために働くか見えやすいので、仕事をしてる実感を得やすい。
こっちのが肌に合うって人も必ずやいるはず。
会社に対する考え方も違う
『会社は誰のもの?』って考え方に大きな違いがあります。
上場企業 | 非上場 |
株主のもの! | 社員のもの! |
上場企業は株主の利益を第一に求められます。
非上場企業は社員の利益を第一に考える風潮があります。
企業の文化は、その株主の考え方に大きく左右されます。
転職を考える際には『自分はどちらの考え方に近いか?』問いかけてみると答えがみつかりやすいです。
経理として働きやすいのは非上場!と僕は思います。
非上場経理になると仕事が楽になる3つの理由:メリット
非上場経理の方が楽な3つの理由
- 繁忙期が減る
- 会計監査がない
- IR資料を作成しなくてよい
繁忙期が減る
少ない会社では年1回の決算で済みます。
上場企業では月次決算は常識だと思いますが、月次決算が常識ではない非上場企業も存在します。
個人的には月次決算を簡易的にやってるくらいのとこがバランスよくて好きです。
会計監査がない
上場企業は『会計監査』がマスト。
非上場企業ではマストではありません。
会計監査対応ってめちゃくちゃ面倒ですよね。突き詰めるときりがないし。
IR資料を作成しなくてよい
体裁が整った資料を準備するのは労力が必要。
そして、数字の修正で手戻りが発生したりと、細かな対応も多くストレスフルです。
もはや、仕事が半分になるくらいのインパクトあります。
非上場経理になると大変な仕事:デメリット
上場企業から非上場経理に転職すると、仕事が減って単純にハッピーなのでしょうか?
実は環境が変わることによるデメリットも存在します。
上場経理→非上場経理が苦労する仕事についてご紹介します。
非上場経理になると苦労すること
- 経理文化のギャップ
- 経理以外の仕事
- 社員の経理教育
経理文化のギャップ
上場企業では「財務会計(制度会計)」重視、、非上場企業では「管理会計」重視です。
「どの部署で利益がいくら出た」
社内ではこうした関心事が最重要なため、部門コードの就け間違いなんかがちょっとした問題になります。
売上規模が小さい会社は、指摘する点も細かいのです。
経理以外の仕事
上場企業出身だと、経理は決算の仕事を指すという感覚。
しかし、中小企業の経理ではちょっと感覚が異なります。
従業員の給料計算までを経理の仕事としている会社が多くあります。(中には人事の仕事まで含めることも。)
やったことない細かい仕事を任されるケースも。
社員の経理教育
非上場企業では、入社時に経理知識を教えない場合もあります。
最低限のルールが分かっていない他部署の社員を相手するのは、なかなか骨の折れる仕事です。企業文化というのは、そう簡単に変わるものではないので、根気強く教育することになります。
上場経理と非上場の経理は、意識がかなり違うので文化のギャップは認識しておきましょう。
とはいえ上場企業に比べると働く時間は減る
非上場経理に転職すると、労働時間のメリット、環境変化のデメリットがあります。
ワークライフバランスを求めるならおすすめの転職先です。
上場企業の経理の人が来てくれるなら、非上場会社の人はウエルカム。
上場企業で得たスキルを、スキルシェアしてもらえれば互いにWIN-WINです。
人に感謝されながら仕事をするのは気持ちいいですよ。コミュ力が並程度あれば、新しい環境でもうまくやっていけると思います。
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